出版社内容情報
ライプニッツ著作集第II期全3巻完結! ハルツ鉱山開発、終身年金論、図書館計画など、哲学者ライプニッツの多彩な探究プロセス。ライプニッツ著作集 第II期 全3巻ついに完結!
30年戦争(1618-48)で疲弊したドイツを甦らせて理想の社会を実現するため、
生涯宮廷顧問官として八面六臂の活躍をした
ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)。
「理論を伴う実践」を生涯のモットーとしたライプニッツの
技術・医学・社会システムをめぐる多彩な探究プロセスが、
300年の時空を超えて明かされる。
【第1部】技術
奇想百科 新趣向博覧会開催案/時計論/ハルツ鉱山開発/計算機の発明/パパンとの往復書簡/ゲーム覚書
【第2部】医学
医事に関する諸指示/保険官庁設立の提言/ペスト対策の提言/シュタール医学への反論
【第3部】社会システム
諸々の技芸と学の興隆のための協会をドイツに設立する提案の概要/協会と経済/省察の使用について/知性と言語をさらに鍛錬するようドイツ人に勧告する文書/公営保険/終身年金論/人の寿命と人口に関する新推論/図書館改革案/図書館計画/ドイツ愛好会設立案/諸学と諸技芸の協会を設立する構想
総解説 《実践を伴う理論》の真骨頂
酒井 潔+佐々木 能章[サカイキヨシ ササキヨシアキ]
監修
内容説明
三〇年戦争(1618‐48)で疲弊したドイツを甦らせて理想の社会を実現するため、生涯宮廷顧問として八面六臂の活躍をしたライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz、1646‐1716)。「理論を伴う実践」を生涯のモットーとしたライプニッツの技術・医学・社会システムをめぐる多彩な探究プロセスが、300年の時空を超えて明かされる。
目次
第1部 技術(奇想百科 新趣向博覧会開催案(1675)
時計論
ハルツ鉱山開発 ほか)
第2部 医学(医事に関する諸指示(1671/72)
保険官庁設立の提言(1680)
ペスト対策の提言―エルンスト・アウグスト公爵のための覚書(1681?) ほか)
第3部 社会システム(諸々の技芸と学の興隆のための協会をドイツに設立する提案の概要(1671?)
協会と経済(1671?)
省察の使用について(1676?) ほか)
著者等紹介
酒井潔[サカイキヨシ]
1950年生。学習院大学教授。日本ライプニッツ協会会長。哲学専攻
佐々木能章[ササキヨシアキ]
1951年生。東京女子大学教授。哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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