出版社内容情報
◎「杉浦康平デザインの言葉」シリーズ概要
「杉浦康平デザインの言葉」は、1960年代前半から今日までの、執筆、インタビュー、講演、対談などの、杉浦康平の言葉を精選・集成した新シリーズです。第1回配本『多主語的なアジア』は、森羅万象に耳をかたむけるアジアの世界観をテーマにセレクト。第2回配本以降、文字、アジアの美、地図、ブックデザイン……5つのテーマに沿って、杉浦グラフィズムの源流をたどります。定期予約用のチラシをご希望の方は、工作舎へ「杉浦康平デザインの言葉」チラシ希望とお申し出ください。
シリーズ構成(予定)
第1回配本 多主語的なアジア
第2回配本 文字の霊力(れいりき)---生命記憶を包み込む
目次より:文字の生息圏を歩く/漢字のかたちを考える/文字をめぐって…松岡正剛さんとの対話 他
第3回配本 アジアの波動---美の根源をとらえる
目次より:風を着る/インドの大地で/バリ、ブータンの光/香気豊かに五感を結ぶ 他
第4回配本 地図化のこころみ---世界の多様さに気づく
第5回配本 重層しあうデザイン---「本」の時空をめぐる
内容説明
いったいいつ、アジア世界へ入ってゆき、人びととの深い交流をどのように蓄積してきたのか…。杉浦グラフィズムの源流をたどる。
目次
1(「生命記憶」、そして「照応しあう」こと…;アジアのカタチ・アジアの心;生命のざわめきに聴き耳をたてる;生命記憶を形にする)
2(見えないものがこの世界を支えている―杉浦日向子さんとの対話;主張する模様―日高敏隆さんとの対話)
3(光る眼;唐草文、生命樹の吐息;「天の火・地の水」 荒ぶる神輿;天の双龍 古鏡が語る宇宙図)
4(「オームの波動」宿す;アジアの森羅万象をみたす多主語的なもの;アジアの多主語的世界に魅せられて)
著者等紹介
杉浦康平[スギウラコウヘイ]
1932年、東京生まれ。グラフィックデザイナー、神戸芸術工科大学名誉教授、同大のアジアンデザイン研究所(2010年4月開設)所長をつとめ、アジア各国のデザイナーたちの交流を図る。意識領域に去来する事象のイメージ化は、独特の形や色彩を生みだし、ジャンルを超えて多くのクリエーターに影響を与えつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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