ライプニッツ著作集 〈5〉 認識論 下 谷川多佳子

ライプニッツ著作集 〈5〉 認識論 下 谷川多佳子

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  • サイズ A5判/ページ数 389p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875022534
  • NDC分類 134.1
  • Cコード C1310

出版社内容情報

■目次------------------------------------------------------------------------

第3部「言葉について」
 1章 言葉あるいは言語一般について
 2章 言葉の意味について
 3章 一般的名辞について
 4章 単純観念の名称について
 5章 混合様態と関係の名について
 6章 実体の名について
 7章 不変化語について
 8章 抽象的名辞と具体的名辞について
 9章 言葉の不完全性について
 10章 言葉の誤用について
 11章 前述の不完全性と誤用に構じうる矯正策について
第4部「認識について」
 1章 認識一般について
 2章 私たちの認識の程度について
 3章 人間認識の範囲について
 4章 私たちの認識の実在性について
 5章 真理一般について
 6章 普遍的命題、その真理と確実性について
 7章 公準あるいは公理と名づけられる命題について
 8章 取るに足らない命題について
 9章 私たちの現実存在に関して私たちのもつ認識について
 10章 神の存在に関して私たちのもつ認識について
 11章 他の事物の存在に関して私たちのもつ認識について
 12章 「私たちの認識」を増大させる手段について
 13章 私たちの認識に関する他の考察
 14章 判断について
 15章 蓋然性について
 16章 同意の程度について
 17章 理性について
 18章 信仰と理性ならびにそれらの別個の限界について
 19章 狂信について
 20章 誤謬について
 21章 諸学の区分について

内容説明

ロックの代弁者フィラレートとライプニッツの代弁者テオフィルの対話は、いよいよ認識論的論証の佳境に入る。

目次

言葉について
認識について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

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生まれつきの盲者が球と立方体を触覚で認識し、「球」「立方体」という言葉で区別できたとして、さらに彼の目が見えるようになったとき、二つの物体を視覚で識別可能か? モリヌークスのこの問いにライプニッツは識別できると断言する。像は違っても幾何学の必然性は麻痺患者でも盲者でも重なる部分があるからだ(『人間知性新論』上の生得的観念の議論を参照)。言語と認識に関する後半が信仰に関わるのは、神の直観的知性を人間は記号を使って直観的に認識するという著者のゆるぎない前提による。その最善の理解のためには論証が必要なのである。2017/02/07

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