出版社内容情報
まぼろし堂店主アラマタが20年余にわたって書き綴った本読みの極意と書物の魔術。ビジネス書、博物誌、魔術書まで、古今東西の名著、怪本、奇書、傑作を紹介する大ブックガイド。
目次
第1部 心朽ちる道楽に寄せて
第2部 読むか読まざるか―在庫目録
第3部 馬手に奇書、弓手に名著
第4部 孤独な都市の読書王のために
付録 まぼろし堂推奨・一生のうちにこれだけは読んでおきたい108冊の本
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
10
本好きの私にとってはたまらない本ですね。だんだん荒俣さんの毒気に充てられてしまった感じがします。前に読んだ本は奇書の紹介が多かったのですが、この本は一般的な本も取り上げてくれてうれしい限りです。ここのほかの読み手の方の紹介文で面白そうだと思い読んでみましたが大正解でした。私がいらない本が結構あって挑戦しようという気にさせてくれます。2014/02/11
Akito Yoshiue
6
また読みたい本が増えてしまった・・・。2016/07/27
nekosuke
4
荒俣氏節全開の、めくるめく本の世界を展開されてます。読後はがっくりと膝をつくぐらいの、濃厚な読みごたえでした。しかし、本は読んでなんぼのものと思ってましたが、読まずとも必携の本、との紹介があったのには恐れ入りました。いつかそんな本を手にしてみたいものです。2014/01/16
栗淳
3
奇書でない本を奇書としてよむ楽しさに満ち溢れた本。第三部をよむと自分も読みたくなってきた。生きているだけの間にどれだけの本が読めるのか・・・それを考えると時間がもっとほしいと思ってしまう。2011/06/11
小林ミノリ
2
超絶ブックガイド、紹介されている書物が濃厚すぎて、精神と時の部屋が無いと消化できないよ~