出版社内容情報
博物学の先駆者、王立植物園園長の『博物
誌』は、グリムなどの時代の先人たちの絶
賛を浴びた。激動する18世紀欧州の科学・
文化・思想動向を背景に、ビュフォンの生
涯を綴る大著。
目次
第1章 多彩な才能
第2章 学習
第3章 リッチフィールド
第4章 ルナ・サークルの形成
第5章 生活の変化
第6章 最盛期
第7章 ラドバーン
第8章 ダービー
第9章 詩人としての名声
第10章 『植物の園』の完成
第11章 ゾーノミア
第12章 傷つきながらも挫かれず
第13章 生命の野外劇
第14章 ダーウィンの遺産
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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チャールズ・ダーウィンやフランシス・ゴルトンの祖父であり、科学的探究心を持った詩人だった。チャールズと較べて思弁的だったと評されることが多いようだが、地域を飛び回る高名な医者であり、ウェッジウッドやワットなど、産業革命期の実業家や技術者、科学者などと深い交流があって、彼自身も発明を行ったり事業を興すなど、決して空想的な人物とは言えない。科学と詩を融合させたスタイルはパーシー・シェリーに影響を与え、メアリーの『フランケンシュタイン』に繋がった。地質学や発生学から生物の進化を発想し、それは孫へと受け継がれた。2026/03/06




