ライプニッツ著作集 〈8〉 前期哲学 西谷裕作

ライプニッツ著作集 〈8〉 前期哲学 西谷裕作

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  • サイズ A5判/ページ数 445p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875021759
  • NDC分類 134.1
  • Cコード C1310

目次

対話―事物と言葉の結合、ならびに真理の実在性についての
観念とは何か
認識、真理、観念についての省察
自然の法則の説明原理
二四の命題
実在的現象を想像的現象から区別する仕方について
実体の本性と実体相互の交渉ならびに心身の結合についての新たな説
事物の根本的起源について
感覚と物質とから独立なものについて
唯一の普遍的精神の説についての考察
形而上学叙説
アルノーとの往復書簡

感想・レビュー

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roughfractus02

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モナドは物質と精神の区別を要しない。宇宙はモナドに満ちており、精神は石のような物質もさらに他の部分から成ることを理解し、その個々の部分もさらに小さい部分から成り(以下同様)という連続的宇宙として捉えるからだ。スピノザの心身並行論は心身連続論となる。その際彼は神の必然性とモナドの偶然性を区別しながら、必然性を否定せず、偶然性に自由を与えず、両者共に真理があると考えた(神は創造的なモナド、他は被造的モナド)。アルノー宛書簡には、スコラ的実体概念がコナトゥスを経て力の概念へモナドを展開する場面が記述されている。2017/02/07

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