内容説明
本書は、さまざまなタイプの「科学における誤りと不正」を取り上げ、なぜそれらの不正が起こるのか、それを防止するにはどうすればいいのかを提案する。
目次
第1章 科学のルールの成立と違反
第2章 実験者の影響
第3章 誤りか自己欺瞞か
第4章 疑惑の影の中で
第5章 ルイセンコ―科学と政治
第6章 証拠のあがった臨床医学研究の不正
第7章 証拠のあがった基礎医学研究の不正
第8章 批判と挑戦
第9章 古生物学と考古学での偽造
第10章 盗作か著作権侵害か
第11章 研究費申請書に真実が書いてあるか
第12章 科学の別の倫理問題
第13章 薬物は安全か
第14章 正直であるためには
第15章 学科における欺瞞に対して何ができるのか
第16章 どこまで行けば終わるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OKKO (o▽n)v 終活中
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図書館 ◆本書を手にとったのはもちろん、昨今世間をにぎわすO嬢問題の病理を知るためである(O嬢ってこりゃまたいい感じ。オバカ理系のO嬢本人は読んだことないかもだけど 笑) 本書は過去の数々の愚かで非道徳的などっかおかしい人たちの事例のショーケースで、O嬢のやらかしたことが近代科学の世界で繰り返されるモラルの欠如、あるいは妄執によるダメ科学者たちの行動の焼き直しにすぎないことがよくわかる。O嬢がひときわ悪辣なのは、過去のそいつらが「一人一ネタ」であったのに対し、あれこれオンパレイドでやらかしていること。2014/06/10
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