出版社内容情報
神々と怪物たちが棲む<オリエント>や無窮の天空に思いをはせて、著者が創造した星界のユートピア。20本足の賢者、凹面鏡画家などユニークなキャラクターが登場する短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水蓮
5
幻想SFといえばいいのかな。読んでいて不思議な気持ちになりました。エダマーチーズを切ると悪いことが起きると騒ぐ伯爵夫人と宇宙劇場、人口増加に悩む金星住人、ある教授の別荘に招待された男性が体験するメガフォン越しでの会話、などなど。私はすごく好きな書籍です。あと装丁がとても素晴らしいです。背表紙に流れ星と少年が描かれています。訳者の福岡氏はこの作者の未訳を翻訳したいがためにドイツ語を習得されたそうで、素晴らしいです。2011/05/27
Mark.jr
1
もう100年以上前の本になりますが、今の目から見てもSF的な奇想が詰まっています。それこそstanislaw lemと同じくらい読まれても良いのでは。2019/04/21
Mabo
0
100年以上前のSFということを差し引いても宇宙人がチープすぎる。最初の『宇宙劇場』は良かったのでこの路線で行って欲しかった。2012/05/05
kuma-kichi
0
星々、とくにケレスの幻想。2020/05/10
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