内容説明
新潟日報夕刊「晴雨計」とNHKラジオ第一「朝の随想」で、好評を博した39篇に2篇を追加した、自在な筆致で綴る、楽しさあふれるエッセイ集。
目次
晴雨計(黒澤映画と能;手紙の話;青春の良寛;夢行路から ほか)
朝の随想(能の楽しみ;能面の話;鳥に好かれて;富士の思い出 ほか)
良寛への道―追悼・立松和平
きつねの煙草
著者等紹介
齋藤達也[サイトウタツヤ]
1959年新潟県生まれ。早稲田大学卒業。在学中から能楽に親しみ、宝生能楽堂で能「鵜飼」のシテを演じる。卒業後、明治書院ほかの出版社に勤務後、2000年に能楽専門図書の出版社を創立し、能楽の普及活動に尽力する。2009年に帰郷し、立松和平命名の能楽文化事業局・清遊舎代表。同年、小説『酒虫』で第6回新潟出版文化賞・文芸部門賞受賞。2011年よりNHK文化センターで世阿弥や能楽を講じ、各地で、「羽衣」「玉葛」「弱法師」「巻絹」「道成寺」など多数の能に出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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