内容説明
ちょっと怖いけれど、懐かしい存在でもある「妖怪」。妖怪は、地域の人と、とても深いつながりがあります。新潟県にも、怖い妖怪、かわいらしい妖怪がたくさん存在していることを、イラストを交えて紹介します。
目次
1 妖界にいがた(クロダイバサ(新潟市)
カネコオリ娘(全域)
新潟湊の龍(新潟市)
どぶろくの母奴奈川姫(糸魚川市)
お札の効き目「亀女」(新潟市)
二ツ岩の団三郎(佐渡市)
狐の嫁入り(各地(阿賀町))
菱山の奇事(上越市)
怪物少女(五泉市ほか)
婆池の大蛇(新潟市) ほか)
2 新潟県妖怪地図
著者等紹介
高橋郁丸[タカハシフミマル]
新潟市生まれ。学生時代から、昔話や郷土の芸能に深く興味を持つ。短大卒業後、新潟県民俗学会に入会し、県内市町村を訪ね歩いて祭りや習俗の聞き取りを続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラミ♬
10
奴奈川姫「越後最強のシングルマザー」だったとは…驚き‼︎2016/12/11
ナディ
1
昔読んだ伝説を集めた本を思い出した。簡単な紹介形式なので、パンチが弱いかも。でも、面白い。2012/07/22
ekura
0
民俗研究者・高橋郁子さんの筆名。まとまってておもしろかった。2011/05/03
ちよ
0
表紙の妖怪が一文程度のあっさりした紹介ってのはどうなんだろう。この子だけでなく書下ろしで何体か追加して欲しかったな。2011/12/28
志村真幸
0
著者は新潟各地を訪ね歩き、祭りや習俗の聞き取り調査を続けている。 本書は新潟に伝わる妖怪・怪異39件を紹介したもの。もともと2006年に「新潟日報」に連載された。 とりあげられているのは、オオカミに乗ってあらわれるというタロダイバサ、つららの化身であるカネコオリ娘、新潟湊にあらわれた龍、二ツ岩の団三郎という狸、婆池の大蛇など。 表紙のイラストからすると、子ども向けのように見えるが、内容は意外なほどにしっかりしている。江戸期の文献も使っているし、現地調査のあともうかがわれ、勉強になる一冊であった。2024/01/04
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