内容説明
越後の色部領に酒虫が出たのは、永禄三年、西暦一五六〇年の早春、領内のみずうみの畔に梅の花が咲きほころぶ頃の話である。酒虫が出たとなれば、天下の美酒が生まれたということになる。謙信公にささげる一献の酒!戦国版「伝奇小説」誕生。
著者等紹介
齋藤達也[サイトウタツヤ]
1959年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業。学生時代から、宝生流の謡曲、仕舞に親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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