内容説明
アメリカ人に日本の文化や生活習慣などを紹介するため、自伝的に書いた“A Daughter of the Samurai”は、たちまち全米でベストセラーとなりました。やがて、その本は世界8カ国で翻訳出版され、明治の日本を世界に紹介するところとなりました。著者の杉本鉞子は、異国にあっても、和服でとおし、明治の女性のたしなみを身につけ、そしてサムライの娘として誇り高く生きました。この度、杉本鉞子の生涯を21世紀に伝えるため、親しみやすい絵本にて紹介いたします。美しい絵や文章、英訳も、すべて女性の手で完成された画期的な絵本です。
著者等紹介
佐々木佳子[ササキヨシコ]
1938年日本生まれ。父親の勤務地旧満州へ渡る。1946年両親の故郷長岡に引き揚げ以来住む。1965年結婚、子供3人。1975年子供たちに故郷を語りたくて郷土史研究開始。1985年長岡市立郷土史料館勤務。1998年退職。1988年『武士の娘』研究会発足、主宰現在に至る
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