新・未来をひらく歴史

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784874989180
  • Cコード C0021

出版社内容情報

0年前の2005年5月に、『未来をひらく歴史――東アジア3国の近現代史』を出版しました。出版の背景には──

1.1990年代前半は、「慰安婦」問題に象徴される、大日本帝国の植民地支配・侵略戦争の事実と向き合い、戦後補償問題の解決に向けた機運が高まり、97年度のすべての中学校歴史教科書に「慰安婦」問題の記述が載りました。

2.1990年代後半は、上記の機運に対して危機感を持った右派勢力が、政界・財界・マスコミを総動員して歴史修正主義運動(右派が使用する言葉で言うと「歴史戦」)が激しくなりました。

3.近隣諸国との間では、小泉純一郎首相の靖国参拝をめぐり、激しい葛藤が起きていた時期でした。

このような状況にたいして、日本・中国・韓国の歴史研究者・教師・市民が編集会議を繰り返し、作り上げたのが『未来をひらく歴史―東アジア3国の近現代史』です。

今回の新版の編集方針は──

①3部構成(第1部 東アジアの変動と近代化/第2部 二つの世界大戦と東アジア/第3部 現代世界と東アジア)とする

②通史ではなくテーマ史とする

③戦争の記述ばかりにならないようにする

④本文と資料で構成する

としました。

全編にわたって多くの図版・写真や文献資料を用いています。豊富な図版で読みやすさを追求しつつも、学問的な水準を維持した文章で叙述。

いま、世界は19世紀の帝国主義の様相を呈しています。
一国中心主義に走り、歴史認識は自国中心の狭い認識に陥りがちです。
本書刊行の目的は、文字通り、歴史に学び、未来をひらくことにあります。
私たちが望むより良い未来は、自国の未来だけではないはずです。
新版を読んで他国に生きる人びとの考え方を知り、多様な視点を獲得することが、信頼関係を発展させていくための第一歩となることを願っています。

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