出版社内容情報
小規模事業者と中小企業の経営者の方々がBCPでするべきことを丁寧に解説。第2版では、自然災害に加えて、事業継続に大きく影響する新型コロナ感染症も想定。
内容説明
小規模事業者の経営者の方々にも、BCPで何をすべきかが具体的にわかるように、本書は、架空の温泉旅館をモデルに旅館の社長とBCPの策定を支援する著者の物語仕立ての構成になっています。また各章に合計10個のミッションを設定しました。このミッションは巻末のBCPの書式を埋めていくものです。すべてのミッションを完了することで、みなさんの会社独自のBCPを作成することができます。
目次
第1章 基本方針の立案―何のために策定するのか
第2章 中核事業・重要業務の検討―やることとやらないことの整理
第3章 被害状況の確認―我が社がかかえるリスク
第4章 事前対策の実施―少しずつ強靱化を進める
第5章 緊急時の体制の整備―いざという時の段取りを準備
第6章 BCPの運用―役立つBCPに育てる
巻末 BCPの書式
著者等紹介
阿部裕樹[アベヒロキ]
ITコーディネータ・防災士。有限会社ブレインズ・ワン代表取締役。星槎道都大学経営学部非常勤講師。中小企業・小規模事業者向けにIT経営の普及とBCP導入の専門家として活動し、セミナー・研修の講師、コンサルティングを精力的に行っている。北海道では数少ないBCP導入の専門家として支援実績も多数。「BCPは経営戦略」が持論。近年、中小企業大学校旭川校において、経営指導員向けのBCP研修も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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