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教育評価を考える!誰のための、何のための評価?
高校にも三観点評価が入り、評価に対する疑問は中学でも高校でも常に悩みの種の一つです。授業と評価の一体化といわれて久しいのですが、日ごろの授業をきちんと反映している評価に本当になっているのか、授業者も自己点検しつつこの評価で本当にいいのか、迷いを感じています。そもそも、なぜ三観点なのか、その妥当性もはっきりと確信が持てているとは言えません。特に、「主体的に学ぶ力」にいたっては、いったいどうやって客観的に評価するのか、とりあえず生徒にきちんと説明できるようにしておくしかないか、などとその場しのぎの対応に追われています。また、記述式問題やスピーキングにおけるルーブリック評価についても、諸説あるように思われ、今やっているこの活動はこの評価でいいのか、もう一つ自信が持てません。このような問題の解決の糸口になる特集です。