出版社内容情報
2050年には世界の海で魚よりプラスチックの重量が多くなると言われています。大気も同様で、先頃富士山山頂でもプラスチック反応がありました。そして、プラスチックにはあまり知られていない重大問題があるのです。溶けだす有害物質、その中でもとくに内分泌攪乱化学物質によって、私たちの生殖機能、免疫、神経系への打撃の科学的立証報告がなされています。加工し易く便利なプラスチックの出現からわずか100年で、世界は環境含め徐々に終焉へと進んでいます。今からでも遅くない。プラスチックの逆襲に向き合い自分と家族の健康を守る道を示します!
内容説明
プラスチックで人類が滅びる!?軽くて、安くて、どんな形にもなる魔法のように便利なプラスチック。100年足らずのあいだに、私たちの生活はプラスチックだらけになりました。その一方で環境汚染や、マイクロプラスチックの問題も表面化しています。さらに、プラスチックからとけだす環境ホルモンが私たちの生殖機能を奪い、少子化を加速させていることが分かってきました。世界の研究を紹介し、どのようにプラスチックと付き合っていけば良いか、解説します。
目次
1 私たちが直面している危機とは
2 プラスチック文明70年
3 プラスチックから溶け出す有害物質
4 プラスチックと少子化
5 いろいろなプラスチック
6 健康への脅威
7 あなたにもできる減プラ生活
著者等紹介
水野玲子[ミズノレイコ]
有害な化学物質から次世代を守るための市民活動、調査、研究を行っている。NPO法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」理事。サイエンスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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