出版社内容情報
近現代史について──
「学校で習ったけど複雑すぎて全体のイメージがつかめていない」
「入試前に駆け足で習ったためあまり記憶にない」
「高校で日本史を履修しなかったので、中学校レベルの知識しかない」
と思っている人が多いのではないでしょうか。
多くの日本人がこのような「空白感」「欠落感」を抱えているにもかかわらず、現在の生活様式、ものの考え方に直接大きくかかわっているのが「近現代史」です。特に中国や韓国、東南アジアといった近隣諸国との関係は「近現代史」を抜きに語ることはできません。
本書は長年、中学校社会科教師を務めてきた著者が、《これだけは学んでおきたい「近現代史」20のテーマ》を厳選して執筆しました。
内容説明
これだけは学んでおきたい近現代史20のテーマ。近隣諸国に対する侵略戦争と植民地支配、特攻、「慰安婦」問題、戦後補償、公害など、この国の未来のために「近現代史」を学ぼう!
目次
第1部 これだけは学んでおきたい「近現代史」(「北は北海道から南は沖縄まで」―植民地帝国を目指した明治維新;征韓論・脱亜論―隣国・隣人へのまなざし;日清・日露戦争は「日本を守る戦争」だった?;韓国の植民地化―「韓国併合」の実態を知る;3・1独立運動―「独立宣言」の世界史的意義を知る ほか)
第2部 歴史教育と歴史学(学校の誕生と教科書の役割;なぜ「歴史」を学ぶのか;近代日本一五〇年の歩みを考える;歴史修正主義と歴史教科書―教科書から消される「加害の事実」)
著者等紹介
平井美津子[ヒライミツコ]
大阪府出身。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。大阪府公立中学校教諭、大阪大学・立命館大学非常勤講師。子どもと教科書大阪ネット21事務局長。大阪歴史教育者協議会常任委員
山元研二[ヤマモトケンジ]
鹿児島県種子島出身。立命館大学文学部史学科日本史専攻卒業。鹿児島大学大学院教育学研究科教科教育専攻社会科教育専修修了。1987年4月より2022年3月まで鹿児島県公立中学校の社会科教師。現在、北海道教育大学釧路校教授。歴史教育、人権教育、平和教育を研究テーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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