出版社内容情報
26年前に薬害エイズの被害者として実名を公表し、国と製薬会社を相手に訴訟を起こし
厳しい裁判を戦い抜き、加害を認めさせた歴史的裁判の中心にいた川田龍平。
弱者の「いのち」を守る活動を国政の場からつづけ四半世紀。
いま世界はコロナ禍に加え、ロシアのウクライナへ軍事侵攻で「尊いいのち」が毎日奪われて続けている。
情報が氾濫し、何が正しく、間違っているかを見極めるのにも困難さは深まる。
社会的弱者や次代を担う子どもたちのいのちを大切にする社会へ
この時代を生きる特に若い人に伝えたい「いのちのメッセージ」!
内容説明
どうせ死ぬなら、世界を変えてやろう。
目次
第1章 感染、告知
第2章 告白、信頼
第3章 実名公表へ
第4章 責任の明確化
第5章 ぼくの人生、ぼくの未来
第6章 ドイツへ留学
第7章 教育の世界から政界へ
第8章 いのちを守る法律をつくる:薬害から3・11へ
第9章 有機農業と食の問題
第10章 若者へのメッセージ
著者等紹介
川田龍平[カワダリュウヘイ]
1976年東京都小平市生まれ。東京経済大学卒。政府の情報隠蔽により危険な輸入血液製剤使用でHIVウイルスに感染。19歳で実名を公表し「薬害エイズ裁判」の原告となり、歴史的和解を勝ち取る。2007年参議院東京選挙区にて当選、現在3期目。「いのちを守る国へ」をスローガンに、厚生労働委員、東日本大震災復興特別委員、農水委員、国民生活・経済に関する調査会会長、行政監視委員長、国際経済・外交に関する調査会筆頭理事などを歴任。現在は、立憲民主党両院議員総会長、ネクスト厚生労働副大臣、ネクスト消費者担当副大臣、厚生労働委員会筆頭理事、消費者特別委員会筆頭理事を務める。「東京電力福島原発事故子ども被災者支援法」「臨床研究法」「手話言語法」「動物愛護法」「成育医療基本法」「在来種・ローカルフード育成法案」など、いのちを守る多くの法案に尽力。岩手医科大学客員教授。趣味はトランペットと、神社巡り
奈良勝行[ナラカツユキ]
40年間都立高校などで英語科教員。現在、白梅学園大学の研究員
柏村みね子[カシムラミネコ]
36年間中高で英語教師、現在、法政大学と武蔵大学で講師として勤務
ブロック,サラ[ブロック,サラ] [Brock,Sarah]
10年間ALTを務め、現在、白梅学園大学と東洋大学で講師として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。