韓国人権紀行 私たちには記憶すべきことがある

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韓国人権紀行 私たちには記憶すべきことがある

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874988121
  • NDC分類 221.06
  • Cコード C0036

出版社内容情報



朴來群[パクレグン]
著・文・その他

真鍋 祐子[マナベユウコ]
翻訳

内容説明

光州虐殺の責任者処罰を要求して焼身自殺した弟の遺志を受けた人権活動家が、済州島・光州・ソウルなど帝国日本と軍事独裁政権の加害の現場を歩き、犠牲となった人びとの哭声に耳を澄ます。

目次

はじめに―歴史の現場で人を想う
1 虐殺と解冤の島―済州4・3の現場
2 戦争を記憶する方式―戦争記念館
3 孤島に生きてきた人々―小鹿島
4 処罰されない者たちの国―光州5・18抗争の現場(1)
5 みんなが私たちだったあの日―光州5・18抗争の現場(2)
6 狭い窓、小さな部屋、秘密階段―南山安企部と南営洞対共分室
7 監獄でも消された顔―西大門刑務所歴史館
8 春を訪ねる三つの道―磨石牡丹公園
9 別々に流れる時間―セウォル号惨事の現場

著者等紹介

朴來群[パクレグン]
1961年、韓国京畿道華城市西新洞尚安里の農家に生まれる。人権活動家。(財)人権財団サラム付設の人権センター・サラム所長。1988年、光州虐殺の責任者処罰を要求して焼身自殺した弟との約束を守るために活動したあと、人権運動をするようになる。その後、国家による抑圧と犯罪に立ち向かう現場活動を中心とした人権運動を続けている。民主化運動遺家族協議会事務局長、人権運動サランバン事務局長等の専従活動家、社会福祉法人エバダ福祉会理事、人権運動研究所常任研究員、大統領所属疑問死真相究明委員会調査課長、(財)人権財団サラム常任理事、ソウル市人権委員会副委員長、4月16日の約束国民連帯(4・16連帯)共同代表等を歴任。現在、4・16財団運営委員長、4・9統一平和財団理事、龍山惨事真相究明および再開発制度改善委員会執行委員長、開かれた軍隊のための市民連帯代表、ソンチャプコ運営委員、生命安全市民ネット共同代表等を務めている。野火賞、NCCK人権賞、イム・チャンスン賞などを受賞

真鍋祐子[マナベユウコ]
1963年北九州市生まれ。筑波大学大学院修了、博士(社会学)。東京大学東洋文化研究所教授。専門は朝鮮地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二人娘の父

7
帯の「死者の記憶が未来をひらく」の言葉の意味の深さよ。本書をこのタイミングで読んだことの意義を深く受け止めました。韓国にとって権力から人権を守ることは、文字通りの命をかけたものであったこと。そして実際に多くの、実に多くの命が失われたこと。題に紀行とあるように、それらを実際に旅をして周ることもできるものになっている点は、今後、少なくない日本人が韓国を訪れる際の貴重な手引きになるでしょう。セウォル号が陸揚げされて観覧できることや、労働争議などで亡くなった人々の墓地があることなど、知らなかった事実も多数あった。2025/01/20

あにも

0
「光州虐殺の元凶を処罰せよ! 光州は生きている!」と叫んで焼身自殺した弟の遺志を継いだ人権活動家が、「済州4・3の現場」、「ソウル・戦争記念館」、「光州5・18抗争の現場」などを訪ね、犠牲となった人びとの哭声(こくせい)に耳を澄まし、具体的に紹介している本。最初、文章が読みにくく時間がかかったが、著者が実際に見聞きした体験については、リアルに表現されていて、とても胸に迫り、いっきに読み進めることができる。あまりにも凄まじい現実にとても驚かされる。 2025/05/31

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