内容説明
リベラル勢力を代表し、二大政党の一翼を担う労働党は過去に6人の首相を送り出した。党内左派と右派の激しい主導権争いを乗り越え、労働組合から市民へと幅広い支持を目指す―結党120年を経て、政権奪還の「歴史の法則」を探る。
目次
第1部 イギリス労働党概史(労働党の誕生;党勢拡大;政権獲得;国家大改造;内部対立 ほか)
第2部 労働党の政治家たち(ケア・ハーディ;アーサー・ヘンダーソン;ジョージ・バーンズ;ラムゼイ・マクドナルド;ウィリアム・アダムソン ほか)
著者等紹介
本間圭一[ホンマケイイチ]
1968年、新潟県生まれ。1992年、読売新聞社入社。ロンドン特派員、パリ支局長などを経て、2020年3月より北海道・北見工業大学教授兼国際交流センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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イギリス労働党概史:労働党の誕生 党勢拡大 政権獲得 国家大改造 内部対立 政権責任政党 野党暮らし ニューレーバー・新しい労働党 民意との距離 労働党の政治家たち:ケア・ハーディ アーサー・ヘンダーソン ジョージ・バーンズ ラムゼイ・マクドナルド ウィリアム・アダムソン ジョン・クラインズ ジョージ・ランズベリー アーネスト・ベビン ハーバート・モリソン クレメント・アトリー ハロルド・ウィルソン ジェームズ・キャラハン マイケル・フット トニー・ベン 二―ル・キノック ジョン・スミス トニー・ブレア2021/05/09
さいしーぐ
1
労働党についてブレグジットぐらいまでのまとまった通史は今までなかったので、読めてよかった。二次大戦後の国有化路線やサッチャー期野党の内部対立、ニューレイバーの政策パッケージなど具体的に書かれていたので新しい知ることが多かった。ブラウンは解散総選挙しとけばよかった2022/12/23