内容説明
バイクと乗用車の接触事故でバイクの運転者が2日後に死亡。バイク側の父親の調査・検証から過失は乗用車側にあることを確信したが、裁判では警察、司法のバイク側の過失で押し通しました。。警察、検察は何を隠蔽したのか。
目次
第1章 浩央交通事故裁判の経過と事故の真相:冤罪の仕掛け(事故発生から裁判終結までの経過;事故真相を示した林鑑定;著者本人による事故態様の確認作業と確信;調べなければわからない事故発生原因;学者として警察鑑定に憤激して作成された菅沢鑑定)
第2章 どのように警察は捏造したか(現場警察は実況見分調書と捜査報告書で事故をどう示したか;警察捏造の手法;なぜ捏造することになったか)
第3章 司法制度を通じた冤罪の成立過程(検察官(検事)と弁護士の果たす役割
保険会社鑑定の特徴
裁判所鑑定の実際
裁判官とその判決の実態
なぜ冤罪は生まれるのか)
第4章 真相をつかむために(あなたができること;構造的改革などの提案)
第5章 反省と感慨(良心的な裁判官と当方のミス;浩央はなぜ旅に出たか;浩央への思い;なぜ死ななければならなかったのか)
著者等紹介
下川正和[シモカワマサカズ]
1946年、東京都生まれ。都立立川高校から早稲田大学に学ぶ。現在は植木業に従事するかたわら、交通事故冤罪を監視する市民組織「一般社団法人ひろの会」を設立し、代表理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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