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内容説明
SNSの普及で個人の情報発信力は飛躍的に高まった。常にヘイトスピーチやフェイクニュースの「主戦場」となってきた沖縄から、SNSの光と闇、メディアの役割を愚直に検証する。
目次
はじめに―SNSに潜む闇に踏み込む新聞報道の試み
第1章 フェイクニュースを検証する―沖縄タイムスの場合(SNSにあふれるデマや嘘;知事選取材班によるファクトチェック ほか)
第2章 ネットメディアに何が起こったのか(マイク代わりにSNSで政策発信 垂れ流される情報と根拠ない中傷;共感や批判の投稿で明暗 現実と連動させた発信の影響力 ほか)
第3章 変貌するネットメディア(個人の投稿が爆発的に拡散 SNSが変えた情報の広がり;「県民投票、ネットにあった?」変化する若者の情報接触 ほか)
第4章 沖縄県知事選挙取材ドキュメント 沖縄タイムス社はどう動いたか(8月8日午後3時15分 知事の意識混濁情報;午後4時20分 他紙「辞職」報道 ほか)
第5章 ネットメディア 変化の兆し(識者に聞く;「幻想のメディア」読者からの声 ほか)
あとがき―ネットと連携して新聞は議論の場をつくっていけるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
踊ウタマロ(コアラ擁護情報局長)
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4章の8月8日からのドキュメントは当時を思い出して泣いちゃいましたね。それにしても沖縄をめぐるデマというか、不確かな情報、自分自身「見たい情報に飛びつく」前科有りだから、読み進めるのが辛かった。5章の西田さんのコメントがとても良かったと思う。ネットが「マス」に、伝統的メディアが「ニッチ」に。共通認識がない状況で情報は溢れている世界。たまたま沖縄が可視化され、ファクトチェックされたけれど、日本に世界に蔓延ってるんでしょうね。共通認識、大事なんだなぁ…2020/01/15
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