出版社内容情報
なぜ、文部科学省は多くの現場教師、教育学者の批判を無視して「道徳」の教科化を強行したのか。その背景と問題点を明らかにする。
内容説明
道徳教育は誰のため、何のためにあるのだろう…その疑問に答える「道徳科」の理論と実践。
目次
はじめに―問題の所在
第1章 道徳科設置の背景
第2章 道徳科の抱える問題点
第3章 評価に関する諸問題
第4章 実践の再構築―アイディアとヒント(視点)
おわりに―ベクトルを変える
著者等紹介
渡辺雅之[ワタナベマサユキ]
大東文化大教職課程センター准教授、全国生活指導研究協議会(研究全国委員)、民主教育研究所(道徳部会委員)。福島県生まれ。埼玉県で中学校教師として二二年間勤務。いじめ非行問題などに取り組み、3年B組金八先生(第四シリーズ)にいじめを取り上げた実践がドラマ化される。現在は大学で教員を目指す学生たちの指導にあたっている。専門は「生活指導」「道徳教育」「多文化共生教育」など。反差別カウンターや国会前抗議アクションなど路上に出る研究者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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