国のために死ぬのはすばらしい?―イスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論

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国のために死ぬのはすばらしい?―イスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874986073
  • NDC分類 916
  • Cコード C0031

内容説明

なぜイスラエルは戦争という手段を捨てられないのか。なぜ日本は脱原発を選択できないのか。元イスラエル空軍兵士だった若者が来日して約40年、祖国と日本の平和な未来を築くための思索と活動の記録。

目次

1 イスラエル出身の私が日本で家具作家になった理由(移民国家イスラエル;「国のために死ぬのはすばらしい」―軍事国家イスラエルを支える愛国心教育;家族を覆う「戦争の影」;小学校の授業で書き換えられた地図;サバイバル訓練 ほか)
2 私はなぜ脱原発と平和を訴えるのか(「ものづくりの人」の使命;権威を疑うことが大切である;「正しい戦争」から目が覚めた!―二〇〇八年末のイスラエル軍によるガザ攻撃;私にとっての「3・11」;「3・11」で再び点灯した「五九メートル」の赤ランプ ほか)

著者等紹介

ネフセタイ,ダニー[ネフセタイ,ダニー] [Nehushtai,Dany]
1957年イスラエル生まれ。高校卒業後、徴兵制によってイスラエル軍に入隊。3年間、空軍に所属。退役後アジアの旅に出て来日。日本各地をヒッチハイク。その後神奈川の家具会社に勤める。1988年末、埼玉県秩父郡皆野町に居を構え、「木工房ナガリ家」を開設。自宅のログハウスを夫婦で自力建設。夫婦で注文家具、遊具、木工小物、社会性オブジェの創作活動に従事。個展、グループ展など開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

43
1957年イスラエル生まれ・日本在住男性による、戦争と平和、人生の書です。イスラエルがどのように建国され、どのように成り立って行ったかが中学生でもわかる表現で説明されています。うん、そう、この本は十代の人たちに読んでほしい。「国のために死ね」と教わっていた作者は、自分が兵役後そのままパイロットになっていたら、イスラエルのためにパレスチナの子どもを犠牲にするのは仕方ないと思う人間になっていたと言う。本を読み終わって、負の連鎖の止め方はやはり出国しかないのかもなあ、とため息をついた。読み友さんたちの感想から。2024/01/24

ヒラP@ehon.gohon

26
7年前に出された図書ですが、今イスラエルで起きている事実と重ね合わせると、心が震撼としてしまいました。 イスラエル軍は、ガザ地区の一般市民、子どもたちを殺すことに罪悪感など持っていないのではないか、自分たちが行っていることに正当性を意識しているのではないかと推測してしまえるからです。 それはイスラエルという国の歴史であり、ユダヤ人の被害者意識であり、優越性意識であり、それを包括した教育であったりするのでしょうか。 2023/11/21

サトシ@朝練ファイト

21
昔、ラビン首相が来日した時ニュースステーションという番組のなかで日本のイジメ問題を見て「イスラエルにも(学校内で)イジメはある。しかし、(生徒が)自殺するとは❗」何てな事を言った。周りを敵に囲まれても弾丸ではなく交渉で問題解決を図ろうとする優れた指導者もいたんだよな。平易な文章で軍事国家イスラエルと言う国を教えてくれます。「選民思想」が知らないうちにアラブ人を差別する思想にすり変わっているんだね。2017/03/11

テツ

18
著者のイスラエル人というアイデンティティと彼の国が成り立った経緯があるからこそタイトルの『国のために死ぬのはすばらしい?』が突き刺さる。そこまでファナティックな思想でなくても日常的に疑うこともなく盲信している決まり事ってみんなあるんじゃないかな。「なぜそうなのか」ということを誰かの受け売りではなく自分自身で頭が痺れるまで考えること。群れの熱に流されずしっかりと自分の意思を確認すること。みんながそうしていれば時代の潮流が狂うときにも歯止めが効くのかな。個として在ることの重要性。自分で考えることの重要性。2017/03/06

にたいも

12
複雑な思いのクリスマス。メサイアの歌詞も今までと違って聞こえた。/イスラエル人は幼少から軍に憧れる環境で、国のために死ぬことを名誉と考えて育つ。平和を訴えるネフセタイさんのヘブライ語のブログに批判を寄せるイスラエル人は共通して(旧約聖書に書かれているように)私たちは他より優れた、神に選ばれし民族であること、(のちにエジプトの和平提案を拒絶し第4次中東戦争を起こした首相)ゴルダ・メイアの「世界の誰1人として私たちを批判する権利はない」の言葉を出してくるという。教育と集団記憶について考えさせられる。13歳〜2023/12/29

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