内容説明
浸透性・残効性・神経毒性。苗の時から浸透して、洗っても落ちない!長期間効果が持続するので、食べる時にも残っている!神経に作用する農薬のため、人間の神経にも影響がある!新しい農薬ネオニコチノイドの問題点をわかりやすく解説。
目次
1 ミツバチに何が起こったのか?(世界で起きたミツバチの大量死;EUは2013年、ネオニコチノイド農薬を一時使用禁止 ほか)
2 ネオニコチノイド農薬って何?(“ネオニコチノイド農薬”って何?;ネオニコチノイドの「浸透性」 ほか)
3 こわれる生態系 消えるトンボや鳥(生態系の崩壊を加速;水田で使われるネオニコチノイド ほか)
4 神経を狂わせるネオニコチノイド(神経を狂わせるネオニコチノイド;生活の中にあるネオニコチノイド ほか)
5 新しい取り組み海外と日本の対応(遅い日本の対応;農薬ムラが安全神話を流布 ほか)
著者等紹介
水野玲子[ミズノレイコ]
1953年生まれ。NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masaaki Inoue
3
内容は水野氏の著書「ネオニコチノイドが日本を脅かす」よりの抜粋です。挿絵が多くわかりやすくしてありますから、こっちの方がオススメ。私も来年からネオニコ使うの止めよ!でも他の農薬だって、安全ってわけじゃないけどね2014/09/05
たまきら
2
初めてこの農薬について知った時、教えてくれた先生が「いままでの農薬が手りゅう弾だったら、この農薬は水爆です」と言ったのが忘れられません。浸透するので皮を剥いても取れません。そして…びっくりするぐらい身近なものに使われています。学習障害の原因の一つと脳科学者が懸念する化学物質について、名前とその問題点だけでもおぼえておくといいと思います。 この手の本にしては一般の人も読みやすいと思います。2014/06/13
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- 和書
- 「再生産論」の諸問題