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目次
アジア太平洋戦争 沖縄戦に至るまで
要塞化する沖縄と戦争前夜
米軍、慶良間諸島に上陸
米軍、沖縄本島に上陸
本島中部戦線での日米両軍の死闘
海での戦い 日本軍の特攻作戦
首里司令部の崩壊―海軍部隊の全滅
沖縄本島北部と伊江島の戦い
戦闘の一方で米軍は基地の建設を急いだ
本島南部・最後の戦場
戦場に出た学徒隊
宮古・八重山の沖縄戦
捕虜と収容所
沖縄戦終結
久米島事件
米軍の宣伝ビラ
著者等紹介
大田昌秀[オオタマサヒデ]
1925年、沖縄県久米島に生まれる。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄戦に参加、九死に一生を得て生還。戦後、早稲田大学を卒業後、米国シラキュース大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。修了後、琉球大学社会学部で教授として研究・指導を続ける。1990年、沖縄県知事に就任、2期8年務め、平和・自立・共生をモットーに県政を行う。「平和の礎」や「新沖縄県立平和祈念資料館」「沖縄県公文書館」などをつくった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
67
6/23の沖縄戦終戦のニュースを目にして、手にした一冊。記録の大切さを再認識。写真を通して見る、感じるモノ。"April fool’s Day"の件が当時の日本軍、重火器と空港整備が米軍の実情。遺体はもちろん、集団自決から生還された方々の写真に言葉がない。加えて、「鉄血勤王隊員」。米兵と並んで写る構図に、"歪さ"は一目瞭然。"若き”隊員の表情、特に目が、時勢の異常さを物語る。迎えた8.15を祝う人たち。著名な「皇居前で涙する人たちの映像」との対照性。歴史からの学びを忘れないことを再認識。2022/06/20
サク
47
沖縄戦から70年、武器のない島沖縄にしたいという県民の民意は世界にまだ十分に伝わっていない。戦争体験者が少なくなっていく中、文字や写真という真実は誰にも消すことは出来ない。沖縄戦中、民間人に対して日本兵が、銃を突きつけ、見張りをさせたり、避難壕から追い出したり、その場で自決するように強要したりと多くの民間人が死んだ事実がある。皆生きるのに必死。戦争は味方さえも狂わす。もう二度と人間を罪人に変えてしまうような罪を私達日本は犯してはならない。県民の怒りを理解し、政府は戦争体験者の声に耳を傾けて慎重な決断を。2015/06/23
イボンヌ
3
元沖縄県知事の大田さんが集められた写真が多数載っています。 繰り返し読み返したい本です。2016/08/01
はーこ
3
艦これとかモンストのコルセアとか使えなくなるわ…って感想しか出ないのが自分でムカつく。戦後70年ということで読んでみた。死体の写真、戦争の悲惨さを語る写真がすごい。広島、長崎、沖縄は本当に大変だったのだろう…。心苦しくなる一冊。2015/04/12
Miki Shimizu
1
これ、アメリカ軍の写真ってことは、もうこの時代カラーやったんやろなー。白黒印刷なのは値段の関係かもしらんけど、だいぶマイルドで見やすくなってるなー。地面の穴ぼこが全部砲弾の跡とか、住民全部追い出して、誰もおらんとこに自由に飛行場つくるとか、戦争ってすげーな。助けてあげます、国際法上とかいうアメリカ軍と、民間人バンバン殺すアメリカ軍と。どっちもアメリカ。でも、スパイやーとかいって、自分の国の人バンバン殺す日本人よりマシか。泣2016/06/12