目次
第1章 百年目の発見―福島県立図書館「佐藤文庫」『日清戦史』草案から
第2章 朝鮮王宮占領の実相―目的・計画・実行
第3章 偽造される戦史―「日露戦史編纂綱領」
第4章 偽造と忘却の構造―戦争報道の統制と作られた常識
第5章 生きつづける歴史の偽造―「日清・日露戦争では日本軍は国際法をよく守った」は本当か
第6章 朝鮮人は忘れない―朝鮮の抗日蜂起と日本軍の討伐
第7章 「愛国」を騙る亡国の歴史観―いまにつづく歴史偽造の後遺症
著者等紹介
中塚明[ナカツカアキラ]
1929年、大阪府に生まれる。奈良女子大学名誉教授。日本近代史、とくに近代日本における朝鮮問題の重要性に注目、日清戦争をはじめ日朝関係史を中心に研究をすすめてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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