プロ野球血風録

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プロ野球血風録

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103320517
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「黒い霧事件」から「清武騒動」まで、西武ライオンズの黄金期を支え、球団経営の表裏を知り尽くした男が、野球界をぶった切る。

西武の黄金期を支え、球団経営のすべてを知り尽くす男が野球界をぶった切る。「黒い霧事件」「江川事件」そして「清武の乱」。球界で事件が勃発するたびに、注目される球団オーナーという存在。チームの盛衰は彼らの度量と決断力にかかっているのだ。球界に30年以上身を置き、古くは大映・永田雅一から、西武・堤義明、ダイエー・中内?など、名物オーナーと渡り合った男だからこそ語りうるプロ野球経営の舞台裏。

内容説明

球団オーナーとは何者か?本当の名監督は誰か?選手獲得競争の実態とは?プロ野球秘話満載。球団経営のすべてを知る男が、裏の裏を語り尽くす。

目次

序章 惨、球界液状化
第1章 オーナーとは何者か?
第2章 監督選び
第3章 すべては監督の責任か?
第4章 いかにして選手を獲り、名選手に育て上げるか?
第5章 オフこそフロントのシーズン
第6章 コミッショナーとはいかなる存在か?
最終章 日本プロ野球の将来へ向けて

著者等紹介

坂井保之[サカイヤスユキ]
プロ野球経営評論家。1933年山口県生まれ。外資系企業のPR会社を経て、1970年ロッテオリオンズのフロント入りし永田雅一オーナーを補佐する。その後、クラウンライター・ライオンズ、西武ライオンズ、福岡ダイエーホークスで球団代表を歴任。特に西武ライオンズでは堤義明オーナーの下、根本陸夫監督とともに、大胆な球団改革、選手育成を行ない、80年代から90年代にかけての黄金時代の礎を築く。94年にホークス球団代表退任後、評論・講演活動に入り、新聞、テレビ、雑誌で活躍する一方、プロ野球経営のアドバイザーとして野球界の改革への助言を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しーふぉ

22
プロ野球評論家ではなくプロ野球経営評論家。ロッテ、西武、ダイエーの球団の代表を務めた人。コミッショナーやナベツネに対する苦言多め。巨人以外の球団は赤字経営みたいです。当時の横浜は球場と球団が別の経営というのも問題みたいです。球場が広告やチケットの一部を収入とし黒字なのに対し、球団は厳しい経営だったよう。2017/04/30

山田太郎

21
太平洋クラブ懐かしい。ファンクラブ入ってたんだよ。ユニフォームがかっこ悪いのなんのって。2012/06/26

らくだ

5
「興業」としてのプロ野球を描いてます。そもそも、著者がプロ野球にかかわったのも岸元首相(昭和の妖怪)の紹介ですから、さもありなん。巨人に対しては、そのやり方(ナベツネ)に批判的ですが、他の球団と異なる自己完結的?というか、稀有なブランド力にたいしては、かなりリスペクトしている模様。(^_^)2012/05/31

naonchi

4
読友さんのご紹介本。近年では「リーグ統一問題」とか去年の「開幕日問題」、「清武GM事件」とかの内幕が読めて興味深いです。これを読んで野球を観るのが楽しくなる、とかいう系統の本ではないですけど知ってると通を気取れるかな。私はどちらかというと「チーム力」とか「代表としてのあるべき姿」とか「人を育てる」とかのビジネス本としての面白さを評価したくなります。まあ、私みたいなペーペーの社員には関係ないけど。。。ビシッっと言ってくれてるのでアンチGファン、アンチナベツネとしては溜飲が下がる思いです。2012/06/15

東隆斎洒落

3
プロ野球経営評論家 坂井保之氏。 昨年11月の巨人 清武GMによるナベツネ告発から話が始まり、40年の歴史を球団経営の立場から語る。 「マネーボール」的なスッキリ感はなく、日本のノンフィクション、ドロドロした世界が蠢く、玄人受けする筋。2012/05/06

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