内容説明
生きていくためには仕方がない、生活がかかっている、これを乗り越えなければ、脱原発は実現しない!環境経済学の専門家が提案する「原発なしでも成り立つ国」の未来図。
目次
1 なぜ原発地元は脱原発の声を上げられないのか(全国で相次いだ脱原発デモ;「被害地元」の反対 ほか)
2 原発地元はどれだけ「原発の恩恵」に依存しているのか(経済的な恩恵とは;原発からの歳入 ほか)
3 欧州諸国の原発地元に「原発閉鎖」は何をもたらしたか(ドイツの脱原発政策;ドイツ・グリーンピースの「チャンスとしての脱原発」 ほか)
4 日本における原発地元の活路(新たな雇用が生まれる分野;廃止措置 ほか)
著者等紹介
朴勝俊[パクスンジュン]
1974年大阪生まれ。関西学院大学総合政策学部准教授。専門は環境経済学、環境政策。神戸大学大学院経済学研究科修了後、2002年度から京都産業大学経済学部勤務、2010年度より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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