内容説明
原発はなぜ爆発したか?TVキャスターとして原発報道の最前線に立った著者が、「国会」「政府」「民間」「東電」の4つの事故調査報告書を読み込み、「原発事故」の全体像に挑んだ労作!
目次
1 あの時、何が起きたのか―原発事故の実相(危機管理;予兆 ほか)
2 原発はなぜ爆発したか―事故原因に迫る(原発事故を理解するために;事故とは何だろうか? ほか)
3 原子炉建屋を吹き飛ばした「水素爆発」の脅威(福島第一原発取材記;吉田所長が語ったこと ほか)
4 行くも地獄、戻るも地獄―“負の遺産”をどうするのか(福島第一原発のいま;10万年の負の遺産―高レベル放射性廃棄物 ほか)
著者等紹介
倉澤治雄[クラサワハルオ]
1952年千葉県生まれ。科学ジャーナリスト。1977年東京大学教養学部基礎科学科卒。79年フランス国立ボルドー大学大学院第三博士課程修了(物理化学専攻)。80年日本テレビ入社、社会部、政治部、経済部、外報部、北京支局長、経済部長、政治部長、解説主幹を務める。2012年9月、日本テレビ退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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