内容説明
学校の指導が適切であったなら、子どもが死ぬことはなかったはず。学校での「指導」後に子どもが自殺した「指導死」。その「指導」の背景を探り、学校での懲戒、叱り方、指導の仕方とともに考える。
目次
1 追いつめられた子どもたち―遺族の手記’00‐’02
2 子どもを失った親が向き合うもの―なぜ“「指導死」親の会”ができたのか
3 追いつめられた子どもたち―遺族の手記’04‐’09
4 二度と「指導死」を起こさないために―事例から学ぶ
5 問われているのは「指導」であって、子どもではない
6 事後の対応で求められること
著者等紹介
大貫隆志[オオヌキタカシ]
2000年9月、長時間の生徒指導などを受けた翌日、次男大貫陵平が自殺。生徒指導による子どもの自殺を「指導死」と名付け、問題提起を行う。「指導死」親の会代表世話人、NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事。子どもの自殺問題解決に向けて、講演などさまざまな活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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