指導死―追いつめられ、死を選んだ七人の子どもたち。

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指導死―追いつめられ、死を選んだ七人の子どもたち。

  • 大貫 隆志【編著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 高文研(2013/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874985137
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

内容説明

学校の指導が適切であったなら、子どもが死ぬことはなかったはず。学校での「指導」後に子どもが自殺した「指導死」。その「指導」の背景を探り、学校での懲戒、叱り方、指導の仕方とともに考える。

目次

1 追いつめられた子どもたち―遺族の手記’00‐’02
2 子どもを失った親が向き合うもの―なぜ“「指導死」親の会”ができたのか
3 追いつめられた子どもたち―遺族の手記’04‐’09
4 二度と「指導死」を起こさないために―事例から学ぶ
5 問われているのは「指導」であって、子どもではない
6 事後の対応で求められること

著者等紹介

大貫隆志[オオヌキタカシ]
2000年9月、長時間の生徒指導などを受けた翌日、次男大貫陵平が自殺。生徒指導による子どもの自殺を「指導死」と名付け、問題提起を行う。「指導死」親の会代表世話人、NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事。子どもの自殺問題解決に向けて、講演などさまざまな活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばりぼー

41
学校での生徒指導をきっかけに生徒が自殺することを「指導死」と名付け、7つの事例を挙げながら、「なぜそのような指導が行なわれ、なぜ彼らは自殺したのか」を検証したもの。校内で禁止されていたお菓子を食べたとか、試験中にカンニングが疑われたとか、ネットに友達の悪口を書き込んだとかいった違反行為での指導であるため、教員及び学校を擁護する声も多く、遺族は子供を失っただけでなく、地域からもモンペ扱いされて抹殺されてしまうようです。指導のプロであるべき教員の未熟さが浮き彫りにされていて、読んでいて恥ずかしくなりました。2014/03/16

fwhd8325

31
私にも小学校の頃、担任の教師に厳しい指導を受けたことがあります。仮定の話だけど、それをきっかけに登校拒否になったり、自殺へと行動していたとしても、私自身が弱いからと責められただろう。そんな時代だったと思います。この著書を読んでいて息苦しいのはもちろんなのですが、亡くなっていった彼らには「なぜ?」という問いかけしかありません。家庭と学校の共存する関係が日常になくなってしまったように感じます。過保護と放任という都合の良い無関心がずっと頭から離れません。2017/11/26

潮見

13
自殺に至った過程の指導内容よりも、自殺後の学校/PTA側の対応に憤りを覚える。「自殺なんてしなくても逃げればいいのに……」という思う人は多いし僕もかつてそんな風に思ってたけど、それはやはり想像力に乏しい考え方だと改めて思った。2013/08/08

CCC

10
学校側の隠蔽的な体質が気になった。教師側に問題があった際、それを認定して対応することが必要だろうが、そのための道筋は作られておらず、ことはあやふやにされ、問題はなかったことにされてしまう。また社会も厳しさを求めており、被害者に少しでも落ち度があれば「仕方ない」とされてしまう現状を後押ししている。さすがに完全に潔白だったら同情されるのかもしれないけれど、しかしそんな被害者はフィクション以外では中々お目にかかれないような……?2018/07/07

てくてく

7
多くの10代にとって家よりも長い時間を過ごすこともある学校で、教員の「指導」がきっかけとなって命を失うことになった子どもの保護者による手記集。生徒を死に追いやったかもしれないことへの自覚の乏しさ、それ以外の解決方法もあったかもしれないけれども死を選んでしまった子どものつらさ、保護者に対する対応の薄情さなど、手記ならでは切々とした感じがあって、読んでいてつらかった。学校や教育に関係して子どもが命を失うことは本当につらい。2020/12/12

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