内容説明
基地に依存しなければ、沖縄の経済は本当に成りたたないのか?14人の専門家が沖縄にからみついた「常識=既成観念」を根底から疑い、発想の転換を呼びかける。
目次
「属国」からの脱却をめざして
第1部 沖縄「独立論」と沖縄経済(沖縄「独立」への道;「独立」とは遠い沖縄経済の現実;問われている「自立」を担う気概;独立共和国・日本琉球連邦・沖縄州)
第2部 沖縄の基地を問い直す(沖縄を米アジア戦略の中心と見る「神話」;オバマ政権のアメリカ―経済と対外政策の変化;「基地のない沖縄」の国際環境)
第3部 沖縄振興開発の効果を疑う(沖縄経済の特異性はどうしてつくられたか;「基地依存」の実態と脱却の可能性;沖縄振興体制で奪われた沖縄の主体性)
第4部 持続可能な発展の可能性をさぐる(辺野古新基地は沖縄自然破壊のとどめを刺す;問われる沖縄の「自治の力」;脱依存型の企業マインド―ものづくり取材の現場から;世界につながる沖縄の自治;基地のない沖縄をめざして)
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