私たち、「何じん」ですか?―「中国残留孤児」たちはいま…

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私たち、「何じん」ですか?―「中国残留孤児」たちはいま…

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874984123
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0036

内容説明

中国では「小日本鬼子」と迫害され、祖国に帰って来れば「中国人、帰れ」。幾重にも疎外され、苦難を強いられた「中国残留日本人孤児」。長い国賠訴訟の末、日本政府は新しい支援策を作ったが…。高齢化する受難の人たちの「現在」を伝える。

目次

1 朗読劇「わたしたち、なにじんですか?」(祖母と孫の会話;孤児たちの体験談/逃避行 ほか)
2 残留孤児たちが歩いてきた道(母の顔を覚えていない;「集団自決」で母と妹が殺された ほか)
3 八人の家族を満州で失って―宮島満子さんの手記(一家一一人の賑やかな暮らし;ソ連機の銃撃の下を地獄の逃避行 ほか)
4 国賠訴訟から政府の支援策まで(なぜ、祖国を訴えたのか;責任を認めぬ国と大阪地裁判決 ほか)

著者等紹介

樋口岳大[ヒグチタケヒロ]
1978年大阪府大東市生まれ。同志社大経済学部卒。02年4月、毎日新聞社に入社し、福井支局に配属。05年10月に阪神支局(兵庫県尼崎市)に異動し、宗景氏と知り合う。06年4月から中国残留日本人孤児の取材を続けている。尼崎市在住

宗景正[ムネカゲタダシ]
1947年岡山県生まれ。岡山県立高松農業高校を卒業。66年塩野義製薬(株)に入社。99年個展「WORKING WOMEN」、03年妻との二人展「Scotland 古城を巡る旅」を開催。05年会社を退職。06年樋口岳大氏と共に中国残留日本人孤児の取材を開始し、写真展「祖国よ 中国残留日本人孤児はいま」を関西各地で開催。尼崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

8
中国でも日本でも「捨てられて」辛苦の人生を辿ってきた、中国残留孤児たち。いま2世、3世の時代になったが、日本政府が自国民を平気で切り捨て、戦後でもずっと人権保障を怠ってきた態度は、今の社会問題にも通じている。 2006年12月1日の神戸地裁橋詰均裁判長の判決文(原告側勝訴)がすばらしい。2021/01/20

つんたお

2
日本に帰国した中国残留孤児のルポルタージュ。主に兵庫の孤児のインタビューで構成されている。地獄のような中国での逃避行、中国の養父母との苦しい生活、文革時代には日本人であるために糾弾され、やっとの思いで日本に帰国しても辛い日々を送ることになった孤児達。読んでいる途中、とてもつらくて読み進められなくなった。  2008年出版のこの本で紹介されている孤児はすでに高齢。2007年に改正中国残留孤児支援法が成立したが、もう少し早く手をさしのべる術はなかったのかと考えさせられる。 2017/01/30

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