内容説明
漢字指導の第一人者が、小学校の教師と子をもつ親のために書き下ろした「漢字教育」の集大成。
目次
第1章 当たり前ながら漢字は言葉だ(漢字の楽しさ、面白さ;「姦」どころか「嫐」までも ほか)
第2章 漢字の構成を新しい視点でみる(青春だぁ―「十二月の三人の日」;カタカナばかりの組み合わせで出来た漢字 ほか)
第3章 こんな辞書があればいいのに!索引の問題点(辞典の索引はインデックス;部首索引は使えない―従来の索引の不便さ ほか)
第4章 日本の漢字=熟語と意味の関係(熟語の意味と読みの面白い関係;「分別ごみ」は「ふんべつごみ」か ほか)
第5章 学校の漢字と教師に必要な資質(外交官の漢字研修;日本語を教える教師の資質 ほか)
著者等紹介
下村昇[シモムラノボル]
1933年東京都に生まれる。東京学芸大学国語科卒業。東京都の公立小学校教員となり、漢字・カタカナ・ひらがな・数字の「唱えて覚える口唱法」を提唱。東京都立教育研究所調査研究員、国立教育研究所学習開発研究員、全国漢字漢文研究会理事などを歴任する。現在、「現代子供と教育研究所」所長。独自の「下村式」理論で数々の辞書や教育書、副読本などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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