内容説明
怒鳴らない、おどかさないで、子どもの力を引き出すにはどうしたらいい?教師の力量を高める、豊かな「指導」の世界へ、イラスト・説明つきで案内します。
目次
1章 「注意」に注意
2章 ほめ方・叱り方
3章 指導のいろいろ
4章 楽しく指導
5章 子ども共和国づくり
著者等紹介
家本芳郎[イエモトヨシロウ]
1930年、東京に生まれる。神奈川の小・中学校で約30年、教師生活を送った。主として学校づくり、生徒会活動、行事・文化活動、授業研究に励む。退職後、研究・評論・著述・講演活動に入る。長年、全国生活指導研究協議会・日本生活指導研究の活動に参加。現在、全国教育文化研究所、日本群読教育の会を主宰。著書:『CDブック・家本芳郎と楽しむ群読』『教師におくる「指導」のいろいろ』『子どもの心にとどく・指導の技法』『子どもと生きる・教師の一日』『子どもと歩む・教師の12ヶ月』『教師のための「話術」入門』『群読をつくる』『新版・楽しい群読脚本集』『合唱・群読・集団遊び』『楽しい授業づくり入門』『明るい学校つくる・教師の知恵』(以上、高文研)ほか多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
epitaph3
2
2001年の本。ほんのり古め。初任者に読んでもらいたい。子どもに始動するために、いろんなパフォーマンスの力が必要になってくることがわかる本。パフォーマンスといっても、お笑い芸人を真似るとかではない。いつも直球勝負だけなら、教師は誰でもできてしまうのだ。だから、いろんなヒントを学び真似て事故を京成していかないといけない。この本はただ真似るのではなく、そこから自分が、どう考えたらいいかを示してくれる。自分ならどうする?と。あと楽しく指導するには、自分が上機嫌で楽しくないと、まず楽しい指導にはならないと思う。2014/04/19