内容説明
思春期の精神科医として30年、若者たちに接してきた著者が、人の心のカラクリを解き明かしつつ、「自立」をめざす若い人たちに贈る新しい人生論。
目次
第1部 人間関係の中で人は育つ(「一者関係」―最初の人間関係;「二者関係」―恋愛・友情・夫婦の関係;「三者関係」―社会の中の人間関係)
第2部 「自己責任」と「自立」をめぐって(人はなぜ「自己責任」がとれないのか;日本人と「自立」)
第3部 精神科医の人生論(精神医学から見る「教育の崩壊」;「優位性」への願望;「学ぶ」ということ ほか)