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内容説明
8歳の少女をひとりぼっちにしてしまった沖縄戦。今でも忘れることのできない出来事を、少女は見てきたのです―。沖縄から発信する、命どう宝=命こそ宝のメッセージ。沖縄戦体験絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
著者のお母さんがの戦争体験を、後世に語り継ぐために絵本にしたもの。お母さんのつるちゃんが体験は悲惨過ぎて、読みながら辛くなりました。終戦後にもアメリカ統治におかれ、今年で日本復帰し50年。私の地元も日本復帰し今年で69年になります。昭和28年に復帰するまでアメリカ統治であり、お金がドルだったり、島から出るにはパスポートが必要だったと聞いた事がある。この地球上から戦争がなくなってほしい。2022/05/17
anne@灯れ松明の火
28
図書館に行く途中、カーラジオで、「今日は、沖縄 慰霊の日」と聞き、関連の絵本を探した。小学二年の少女をひとりぼっちにしてしまった沖縄戦。その少女・つるちゃんの娘さんが、哀しく、辛い、母の体験を後世に語り継ぐため、絵本をつくった。つるちゃんの目は片方しか描かれていない。なぜだろうと思っていたら、あとがきに「ふたつの目では見られないほどの出来事を見てしまったという恐怖感」を表現したとあった。それほどの恐怖を二度と味わう人がない、平和な世の中になってほしいと強く思う。2020/06/23
ヒラP@ehon.gohon
20
自分の母親が体験した沖縄戦を、語りつぐために掘り起こしていった実話絵本です。 家族の中で一人だけ生き残った母親のつるちゃんは、どのような思いで生きてきたのでしょう。 そう思いつつ、平凡な日常が戦争によって崩れていくところを想像しました。 残酷さを抑えて抑えて描かれた絵本だけに、かえって深みを感じました。 従姉妹ではなくて本当の姉だったことを、自分と一緒に逃げてくれたねーねーが、死に際に語ったことに、その当時の家族背景も垣間見て、複雑です。 このような戦争体験が、風化して今ないことを願います。2023/08/14
ヒラP@ehon.gohon
8
【再読】大人のための絵本2023/08/20
はな
5
沖縄戦、忘れてはならない。2024/06/17
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