ひめゆりの少女―十六歳の戦場

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784874981603
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

沖縄戦開始の日の夜、「赤十字看護婦の歌」を歌いつつ陸軍野戦病院へと出発したひめゆり学徒隊。16歳の少女は、そこで何を見、何を体験し、何を感じ、何を思ったか―。砲弾の下の3ヵ月、生と死の境界線上で書き続けた「日記」をもとに戦後50年のいま伝えるひめゆり学徒隊の真実。

目次

沖縄戦のはじまった日
“軍国少女”の日々
父の反対、母の涙を振り切って
戦場へ、夜の行進
約半数が死亡した学徒隊
陸軍病院での壕掘り
三角兵舎での卒業式
砲弾の下の決死の水汲み作業
トラックでの食糧集め
ふえつづける負傷兵〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

24
NHKラジオ「朗読の時間」で。「ひめゆり」が軍人の上官の短歌、健気に水汲みをする少女をひめゆりに喩えたと知る(その短歌は確認出来なかったのだが)。同じNHKの番組で当時のひめゆりは軍国少女だったことを知る。ガマの住民を追い出し軍人の治療所にしたとか。けっこう手記は勇ましさもあるものの、最後は教育の大切さを述べている。それは事実であり、亡くなった級友を想い出すのが嫌で証言ができなかったと言う。日本の国会議員がなかったことにするなど本土との温度差を感じる。沖縄に行った人は「ひめゆりの塔」を見学して欲しい。2025/08/23

かふ

18
いろいろ勘違い部分もありラジオ朗読だから最初の方は聞き逃していた。この本が再発されたのも2025年の5月で、それで「朗読の世界」で読まれたのかもしれなかった。絶版のように書いたのだが、この本が再発されてそういうことはなかったのだ。この手記が書かれたのは、27年後ということだ。そして50年後に再発されて、さらに80年後にまた再発されたということたった。次は100年後? 宮城喜久子は当時沖縄の高校生で師範学校の生徒と一緒に陸軍から要請され「白百合学園」という急遽看護学生になったのだ。学徒動員だった。 2025/08/29

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

11
第2次世界大戦、1945年の3月から6月にかけて、沖縄はどこよりもひどい戦場でした。著者は当時沖縄県立第一高等学校の生徒、宮城喜久子さん。アメリカ軍が上陸する直前に「ひめゆり学徒」の一員として戦場へかりだされました。十六歳の少女がみた地獄を赤裸々に日記として綴ったものです…。2020/01/11

みー

7
長女の読書感想文の候補に。読書感想文の課題が「看護に関する話」とあったので、こちらをすすめてみた。長女と同じ16歳の少女が体験した戦争。長女はどう感じるのだろうか?読んだら感想を聞いてみたい。2017/08/09

二人娘の父

4
ひめゆり学徒隊の生存者の手記。私たちはいずれ、体験者がゼロになる時代を迎える。そのことを見据えた記憶の継承を真剣に考える時である。概括的にやはり、戦後五十年の節目(1995年)に多くの書籍が出発されている。生存者の記憶も鮮明でかつ詳細で、やはりそのタイミングが、ある意味最後の時期だったのだろうか。2023年では、学徒隊に参加した方の年齢は、94歳。生存者はきわめて少なく、かつ、正確な証言も難しいと言わざるを得ない…。2023/09/21

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