内容説明
２６年前に出版され絶版となっている『拡散方程式入門』の改訂版。拡散方程式を扱う数値シミュレーションのプログラミングを考えているが具体的に何から手をつければよいか困っている方、既存のプログラムで計算をしているがその中身がよく理解できない方が誰かに教えて欲しい部分を、プログラムを例示しながら具体的に説明した入門書である。
目次
第１章 拡散現象のとらえ方と拡散方程式（拡散方程式；拡散方程式の解き方 ほか）
第２章 拡散パラメータ（拡散係数の求め方；大気拡散に関する拡散パラメータ ほか）
第３章 海域のシミュレーション（差分近似；拡散方程式 ほか）
第４章 大気汚染シミュレーション（拡散モデル；煙源モデル ほか）
著者等紹介
塚本秀史［ツカモトヒデシ］
昭和３０年広島県呉市に生まれる。愛媛大学工学部海洋工学科卒業。大学の卒業研究から２５年間、常にコンピュータを利用した環境解析に関わっている。卒業後は、株式会社調和解析、応用技術株式会社、有限会社エイチテックにおいて、数値シミュレーションのみでなく、潮汐、潮流、水質調査などの海域調査の実施や、大気計測・騒音予測システムなどのシステム開発も行ってきた。現在、弓削商船高等専門学校情報工学科教授。博士（工学）
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