内容説明
“名宰相”か“危険な宰相”か。―敗戦のどん底から“理想の国家像”を叫んだ一人の青年。それから38年、彼は最高権力の座へ駆け上った。彼が考える国家とは?国民のために何をするのか?―。本書が、いま、解き明かす“ナカソネ”の全容。
目次
1 風に向かって走る政治
2 最後に勝った「動かない男」
3 “力攻め”’57晩秋決戦のあと
4 財界が計った総理実力指数
5 勇気ある外交への挑戦
6 3本の十字架を背負って
7 中曽根丸を漕ぐ男たち
8 世界に開かれた日本《施政方針演説―全文》
9 秀才ロマンチスト秘話
10 上州路から注がれる熱い目
11 なかそね“おぼえ書き”



