内容説明
“近代ギター音楽の父”タレガの愛弟子エミリオ・プジョールが、ロマンの香りほのかに漂う美しい文章によって、ギターに一生を捧げた人間タレガを鮮やかに描き出した心暖まる物語。かつて雑誌『現代ギター』に連載後、単行本化され、濱田滋郎氏の名訳とともに、ギター愛好家に絶賛されたフランシスコ・タレガの伝記。タレガ没後100年を期し装いも新たに改訂新版としてここに甦った。
目次
第1章 幼年時代
第2章 青春前期
第3章 青春後期
第4章 完成期
第5章 円熟期
第6章 晩年
第7章 タレガの人と作品―その存在の意義
著者等紹介
濱田滋郎[ハマダジロウ]
音楽評論家、スペイン文化研究家。1935年東京生まれ。60年頃より翻訳、雑誌への寄稿、レコード解説などの仕事につく。78年より東京藝術大学、桐朋学園大学、東京外国語大学ほかで講師を務める。現在、日本フラメンコ協会会長、スペイン音楽こだまの会主宰。1984年、第三回蘆原英了賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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