内容説明
長崎は南蛮受容の時代から西洋文化・中国文化の奔流を見事に統べ、熟成させてきたから多くの俊才を呼び寄せた。それゆえに、かれらえり抜きの頭脳から受けた国内の第一級の風説を長崎の歴史に編みこんできた…ナガサキのキーワードは三つ。(一)転機(二)癒し(三)情報、である。本書はこれらを核にして長崎が「受信」し、日本と世界に「発信」する実像を概説する形をとったユニークな歴史書である。
目次
一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
著者等紹介
入江勇[イリエイサム]
1934年長崎県生まれ。1966年慶応義塾大学文学部卒業。民俗学・日本文芸研究。公立中学校教諭を経て長崎総合科学大付属高等学校教諭。1999年退職
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