音と言葉のはざまで

音と言葉のはざまで

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784874660492
  • NDC分類 760.4

内容説明

沈黙に至る〈音楽〉と〈言葉〉を、永遠の均衡と拍動の高みに止揚する超時的形式―詩人、音楽家たちの作品と表現の背後に精神の普遍の秩序を探り、新鮮な〈知〉の領域を開示するエッセイ集。

目次

1 音と言葉のはざまで―ある回想
2 音楽―批評のコンポジション(ショパンへ〈メタ音楽〉;マーラーと20世紀;ヤナーチェクと自然;バルトークと現代;音楽と教養―メニューイン;音楽と政治―ロストロポーヴィチとヴィシネフスカヤ;音楽と言語―バーンスタイン)
3 言葉―様式と個人の才能(ジャン・ヴェルドナルは誰だったのか;スティーヴン・スペンダーのエリオット論;『荒地』の成立をめぐって;『四つの四重奏曲』の形式について;ヘレン・ガードナーと想像力;リチャード・エルマンの『ユリシーズ』論;ジョン・ダン「エクスタシー」の一解釈―詩の構造分析の試み)
4 持続する現在―イメージの前衛へ(通夜のあとに;絵画と言語―ガートルード・スタイン;ヘンリー・ムーア「横たわる母と子供」;メニューインとインド;オックスフォードを訪れて;カデンツァの美学;脱構築批評の逆説的意義)

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