内容説明
対外的にバッシングばかりされる日本。その割に豊かになれない国民たち。ならいっそ、鎖国してしまえばよい。はたして、現在の日本の国力で鎖国は実現できるのか、国内の食糧、社会は、経済はどうなっていくのか、膨大なデーターから国際社会の在り方を検証していくバーチャルリアリティ・ブックの決定版。
目次
第1章 間違いだらけの鎖国観
第2章 「鎖国」が救う日本の孤立化
第3章 平成日本の「鎖国」方法
第4章 ロシアを出島に「鎖国」する
第5章 国際社会の「生き残り戦略」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
28
県内の図書館本で。この方が原作を担当されていた平成鎖国論というマンガ作品は連載時、ビッグコミックスピリッツで読んでいました。 マンガ作品としては短命で第一部完という終わり方でしたが、いわゆる自由貿易に依存しない国家づくり、この考え方自体はそんなに古くはなっていないです。 ただ、この本が書かれた30年前と今では日本と世界の置かれている状況、かなり変わっているので、詳細のアップデートは必要でしょうが。 日本の経済力の虚妄性もバレてきてしまっていますし、そもそも誰のための「自由」貿易?を考えないと(以下コメ欄)2024/12/19