内容説明
「子どもの眼の高さで歌おう」から三十余年。変わることなく、音楽を通して子供、障がい児・者、高齢者等、社会的弱者に寄り添う日々の中で書かれ、三十数年来、友人・知人に送り続けられている私通信“ムジカ工房通信”に掲載されたエッセイから42編を選んで書籍化!
目次
楽譜の重み
幸福を知る才能?
人が繋がる「コンサート」を
「大らかさ」と「こだわり」と
音楽と政治
ショパンの国
言葉とイマジネーション
「理想」を忘れたおとなたち
「15字×54行」の重み
教えることと育てること
考える存在として、居つづけること―「世話役」として生きる青年期女性との心理療法をめぐって
こころをみつめることの難しさ―摂食障害の女性たちとのかかわりを通して
こころの花に水をやる仕事―生きることにかかわる二事例
自閉スペクトラム症の女性との心理療法―間主体生成論の観点から