内容説明
豊富な資料と現地取材、および綿密な社会背景の分析を基に、人類の宝=オーケストラを、演奏者や管理中枢の立場からのみではなく、フィランソロピスト(篤志家)や政・財界の有志達による援助の様子、更には一般市民の積極的な支援の実態をも交え、多角的にとらえた世界初の詳細な総合的楽団ガイド・シリーズ第一弾!
目次
アメリカ合衆国(シカゴ交響楽団;ヘンデル・ハイドン協会管弦楽団;ニューヨーク・フィルハーモニック ほか)
カナダ(トロント交響楽団;ヴァンクーバー交響楽団;モントリオール交響楽団 ほか)
南アメリカ(メキシコ国立交響楽団;メキシコ州立交響楽団;ブエノス・アイレス・フィルハーモニック ほか)
著者等紹介
上地隆裕[ウエチタカヒロ]
1948年沖縄県宮古島市(旧城辺町)生まれ。琉球大学法文学部卒業後最初の渡米。通算約5年の滞米生活を経験。最終学歴はメリーランド大学教育学部大学院修士課程修了(専攻は心理学・カウンセリング)更にその後沖縄県の派遣によりニューヨーク大学にて1年間研修。学業の傍ら全米各地の演奏団体・音楽院の取材を続け、その内容を「音楽現代」(芸術現代社)、「音楽芸術」(音楽之友社・現在廃刊)、「String」「レッスンの友」「ショパン」等の各月刊誌上で発表してきた。現在は長年勤めた教職を退き、沖縄を拠点に海外へ出かけ、もっぱらフリーの音楽ジャーナリスト、小説家として活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。