世紀末のキリスト

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世紀末のキリスト

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  • サイズ A5判/ページ数 292,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336044730
  • NDC分類 191.2
  • Cコード C3098

内容説明

フランス19世紀末におけるキリスト像の表象、その変容をロマン主義時代にまで遡り、精緻に読み解く。

目次

第1部 永遠の福音書の夢想―ロマン主義のキリスト(イデアリスト・イエス―エルネスト・ルナン;正義の原理としての「永遠のキリスト」、そして“女性の世界”の表現であるイエス―ジュール・ミシュレ;キリスト像の世俗化―サンドとユゴー)
第2部 貧者キリスト―世紀末神秘主義のキリスト(貧者から「貧者」へ―エルネスト・エロー;ブルジョワに対峙する「貧者」―レオン・ブロワ)
第3部 “改宗”と芸術の彼方(「神の屍骸」―J.K.ユイスマンス;キリスト‐恋人なる神―ポール・ヴェルレーヌ)

著者等紹介

江島泰子[エシマヤスコ]
1956年東京に生まれる。奈良女子大学卒業。筑波大学大学院修士課程を経て、リヨン第二大学博士課程修了。現在奥羽大学文学部助教授。19世紀フランス文学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

7
非常に刺激的な本だった。もともとはヴェルレーヌの『叡智』でのキリスト像について博論を書く予定が、それだけで300ページ書くのは厳しいとのことで、エロー、ブロワ、ユイスマンスらの作品にまで手を広げたものらしい。それでも、浅く広くという印象は全くなく、キリスト像のいう一本の軸を中心に、各作家の本質が描出されているようで、面白い。前半はロマン主義でのキリスト像だったので飛ばし読み、自分の興味あるところを読むだけでも十分面白い。2014/08/05

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