内容説明
演奏家の多くは、一発勝負のライヴ演奏において自らの命を賭ける。オーケストラを相手にする指揮者の場合、一世一代の奇跡的な名演が生まれることさえある。本書はトスカニーニ、フルトヴェングラーからクライバー、ゲルギエフに至るマエストロ42人のライヴの録音をピックアップ、その名盤の素晴らしさと魅力を縦横無尽に語る音楽ファン待望の書。
目次
アルトゥーロ・トスカニーニ
ヴィレム・メンゲルベルク
セルゲイ・クーセヴィツキー
ブルーノ・ワルター
イーゴル・ストラヴィンスキー
オットー・クレンペラー
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ハンス・クナッパーツブッシュ
ヘルマン・シェルヘン
シャルル・ミュンシュ〔ほか〕
著者等紹介
野崎正俊[ノザキマサトシ]
本名・野崎正敏。1937年東京生まれ。1960年東京大学経済学部卒業。西洋音楽史を故野村良雄氏に学び、在学中から音楽評論を手掛ける。のちに趣味で日本古代史を修め、2000年学習院大学文学部卒業。現在『音楽現代』誌、『ショパン』誌、インターネット『クラシックニュース』などに演奏会評、ディスク評などをレギュラー執筆。元尚美学園講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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