内容説明
本書は、漢方という古代中国で生れた伝統医学の歴史とその本質を判り易く解説した上で、成川さん自身の実験結果をふまえて、天然物としての漢薬の性質、その配合処方の特長などに論及し、現代の漢方製剤の問題点を指摘した実に貴重な研究書であると同時に啓蒙書でもある。
目次
はじめに―漢方の主張
第1章 漢方が歩んだ2000年の道
第2章 漢方陰陽理論解明から科学的品質評価への道
第3章 「傷寒論」湯液諸問題
第4章 漢方エキス製剤・製剤上の諸問題
第5章 漢方製剤・剤型の意義
第6章 漢方製剤の現況と展望
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