内容説明
結びの基本から飾り結び、そして現場での応用まで幅広く対応しています。豊富なイラストと写真を見ながら複雑な結び方までマスターできます。雪吊りとワラボッチのつくり方もさらにわかりやすく解説しています。庭づくり以外にも役立つロープワークも満載。
目次
第1章 ロープのいろいろ
第2章 ロープの基本的な結び
第3章 柵と垣根のロープワーク
第4章 冬のロープワーク
第5章 根廻しのロープワーク
第6章 現場で役立つロープワーク
第7章 ロープワークの応用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫柳
2
日本庭園と飾り結びの相性の良さに注目し、竹垣や袖垣の結びに活用して、見る人の心に働きかける。何という気遣いだろうか。結び目の奥にその人の心が備わるというが、包みの心にも似ている。包まれているからこそ、中身が強調され、光り輝く。荘厳結びには包みの意味があったのかと、本書の庭のロープワークにて気付かされる。日本人の手の器用さ故に発展していった結びの数々。いやはや私をどこまで奥深い世界に連れていってくれるのだろう。2024/08/12
猫柳
2
本書は1980年に出版された同タイトルの改訂版。造園で活かせる結びに重きを置いている。安全だけでなく日本人の美を紐に託し、より華やかになる工夫が散りばめられている。装飾結びを造園に活かすことによって、これ程心を鷲掴みにされるなんて。また結びの技術に魅せられた。本書を読めばブランコを作れるようになれるだろう。2024/08/07
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